10月1日から鹿児島市さんの方でいろいろな補助金や制度が始まっています。

markMEIZANのディレクターをしている関係で鹿児島市の方からそれぞれご案内いただいたのですが、色々種類が多くて違いがわかりにくいものがあったので私なりにまとめてみました。

※あくまで情報を取りまとめただけなので、各詳細は鹿児島市のホームページを見て、わからないときは問合せ先に聞いてみてください。鹿児島市の方もぜひ制度を利用していただきたいと思っているので、みなさん丁寧に教えて下さいます。こわくない!

色々作りたいなーと思っている企業の方はもちろんですが、お仕事を受ける側のクリエイターさんや制作会社さんも制度を知っておくことで受注の機会が増えたりすると思いますので、ぜひ関係のありそうな制度がないか見てみてください。

※公開した直後に「鹿児島市オンライン観光支援補助金」というのを見つけたので追記しました(2020/10/03 18:35)

EC(ショッピング)サイトやホームページを作りたい、リニューアルしたいと思っている方

ECサイト・ホームページ導入等支援事業
http://www.city.kagoshima.lg.jp/san-shien/sangyo/shokogyo/sezogyonado/ec2020.html

鹿児島市

EC(電子商取引)サイトやホームページの導入、リニューアルに係る経費の一部が助成されます。受付は10月1日から先着順で、作り始める前に申請が必要なので、お考えの方はお早めに。

また、ネットショップの開業にあたってのセミナーも開催されるそうなので、ネットショップ作ってちゃんと売りたい方はぜひ見てみてください。
http://www.city.kagoshima.lg.jp/san-shien/sangyo/shokogyo/sezogyonado/ecseminar2020.html

ほんとに、ネットショップ作っただけじゃ売れないのです。お金の無駄になっちゃうので作る方も心が痛いのです。。
かと言ってセミナーを受けただけで売上が上がるというわけでもないのですが、売上を伸ばせる方というのは、色々な事例ややり方を聞いて自分に合いそうなものは即実行していくというタイプの方だと私は思います。自分にも言えることですが、インプット大事ですね。

コロナウィルス関係の給付金の受給が決定していて、チラシや映像、ITなどなにかクリエイターさんと新しく取り組みたいと思っている方

クリエイターマッチング支援補助金
http://www.city.kagoshima.lg.jp/san-sousyutu/sangyo/shokogyo/creator/matchinghojyokin.html

鹿児島市

わりと幅広い「クリエティブ関係」のことに使える補助金なのですが、依頼する側が特定の給付金の給付決定を受けているかが大きなポイントですね。
あとマークメイザンで運営している「matchMEIZAN(マッチメイザン)」というマッチングのシステムがありまして、そこを介して発注されること、また、依頼者と受注者が今回始めての受発注関係であることなどが条件です。

※matchMEIZANはマークメイザンの会員の方のみアクセスできますので、まずはマークメイザンに来館いただき、会員登録を行って頂く必要があります

雇用調整助成金とか持続化給付金、鹿児島市事業継続支援金などの給付を受けていて、「新しい会社案内作りたい」「PR動画作りたい」「業務管理システムを一新したい」などなどお考えの方は利用できると思いますのでぜひ。
こちらも先着順で、業務の実施前にまず申請が必要になります。

10万円というのは少額かもしれませんが、10/10で全額補助されるのってなかなかないんですよね。チラシのデザインとか、商品撮影とか、10万円前後のものに対しては非常にありがたい制度かなと思います。
デザイナーさんやカメラマンさんなども、こちらの制度を利用して新しいクライアントを見つけるきっかけになってくだされば。

あと、仕事を頼みたいけどどんな人がいるかわからないという場合は、マークメイザンでパートナー探しの相談にも乗っていますので、ご予約のうえお越しください。

markMEIZANへご相談の場合、ご来館の前にご予約をお願いします
https://mark-meizan.io/contact

飲食店・食品関連事業者で鹿児島ならではの新商品/新メニュー開発をお考えの方

【10月30日申請締切】「食」の新メニュー等開発支援補助金(フードビジネス推進事業補助金)
http://www.city.kagoshima.lg.jp/san-sousyutu/sangyo/shokogyo/food/foodhojyo-2020-4.html

鹿児島市

フードビジネスの新商品開発で専門家を入れて開発するものに対して、ということなんですが、この場合の専門家というのはフードコーディネーターさんや管理栄養士の方はもちろんですが、例えばカメラマンさんにSNS映えする料理の撮り方をアドバイスもらう、「よろず支援拠点」さんなど無料の相談先に相談する、というのも範疇に入るそうです。

※この場合、「カメラマンさんに料理写真を撮影してもらう」は相談ではないので駄目です。

専門家に支払う費用だけではなく、試作品をつくる材料費や栄養成分の検査費用など開発にかかるお金に対しての補助になるので、新メニューや新製品作ってみようかな〜とお考えの方はぜひぜひ。
10月31日までに申し込んで、その後選考があってから採択が決まるそうです。

市内の事業者や市民で、オンラインでの旅行、ガイドツアー、イベント、宿泊体験等を企画している方

鹿児島市オンライン観光支援補助金
https://www.city.kagoshima.lg.jp/kan-senryaku/online-tourism.html

鹿児島市

10月1日〜20日までの募集という結構期間短めな制度。
鹿児島の観光業につながる「オンライン観光(オンラインの旅行、ガイドツアー、イベント、宿泊体験等)」に関して、機材購入やオンライン環境整備、配信サービスに係る費用を補助します。

こちらも申込後に選考があると思うので、少しでも計画がある方はとりあえず申し込んでおくのもありかと。
観光業の方だけでなく、映像関係の方、Youtubeなどで地域情報を配信しようとする方にも使える制度ではないかと思います。

起業や新製品・新サービスの開発などのためにクラウドファンディングでの資金調達をお考えの方

クラウドファンディング活用支援補助金
http://www.city.kagoshima.lg.jp/san-sousyutu/crowdfunding-hojokin.html

鹿児島市


最近クラウドファンディングを検討の方って結構多いと思うのですが、起業や新製品・新サービスのための資金調達として今からやろうかな〜という方はぜひこちらを見てみてください。
クラウドファンディング運営事業者に支払う手数料の半額(上限20万円)を補助する制度です。

残念ながら今進行中のクラウドファンディングは申し込めないそうなので、計画段階で申請の必要があります。
申込みは2021年2月5日までなのですが、採択されたら採択後3ヶ月以内か、2021年3月31日までの早い方でクラウドファンディングの実施→終了→入金までを終わらせないといけないので、結構時間ないですね(汗)
クラウドファンディングをお考えの方は早く計画して申し込んだほうが良さそうです。

マークメイザンでもクラウドファンディングの相談など受け付けています。
クラウドファンディングを検討しているけど何をしたらいいかわからないという方はマークメイザンへご相談ください。

markMEIZANへご相談の場合、ご来館の前にご予約をお願いします
https://mark-meizan.io/contact

鹿児島へ移住を考えているクリエイターさん

あと、鹿児島に移住を考えているクリエイターさんがいらっしゃったら「お試し移住」という制度が使えます。

令和2年10月1日(木)〜12月25日(金)の間で4泊5日以上の鹿児島市内滞在が可能なクリエイターさんに、宿泊費(上限16,000円/人)を補助します。滞在の間はマークメイザンなどのコワーキングスペースでお仕事ができます。

また、実際に移住が決まっている方や、首都圏等の企業に勤務し鹿児島市内でテレワークを行うクリエイターさんには交通費などを補助してくれる移住補助金制度があります。

かごしまクリエイティブライフ
https://kagoshima-creativelife.jp/

・・・他にも色々制度がありそうですが、一旦10月1日から始まっている制度としてはこんなところかなと。

今年は新型コロナウィルスの関係で、普段にはない支援制度がたくさんできていますね。せっかくの制度を使わないともったいない(というか多分鹿児島市側としてもせっかく用意したのに使われないというのは悲しい)と思うので、「これ自分にも使えるかも?」と思った方はぜひ詳細を確認していただいて、わからないことはどんどん問い合わせてみてください。