インフォメーションアーキテクトの勉強会に参加してきた時のメモ。
残念ながら中座してしまったので半端ですが。
Webだけではなくて紙とか他の提案をするときにも必要なことで、大体みんなやってる基本的な部分なんだけどココを体系だてて理解しておくと効率よく提案できたり、モレがなくなったりするなあと思いました。
記入式シートをつくってまとめておくと、お客様とヒアリングの段階である程度の方向性を詰められそう。
—-追加—————-
当日のスライドを公開していただきました~。コンセントさん、ありがとうございます!
講師:株式会社コンセントの宮内さん
→100名デザイナー 残りがいろいろ。という会社
みんながIAではない。UXやIAは社内の勉強会で共有されている。
インフォメーションアーキテクトは長谷川さんだけ。
今回講師の宮内さんはUXアーキテクト。
IAとは?
情報アーキテクチャ
→設計された情報そのもののこと
インフォメーションアーキテクト
→情報を設計する人
いっぱいある情報の中から、そのなかでわかりやすく情報を取得できるようにするための技術。
情報アーキテクチャをWebで活用するメリット
- 利用者が情報を探しやすくする。
- 送り手が自分の意図通りに情報を提示できる
- 情報の変化に対応する
情報アーキテクチャの4つの階層
- インターネット全体のIA(Webエコシステム(Webの生態系))
- 企業内のIA(エンタープライズ・アーキテクチャ)
- 1サイト内のIA(サイトストラクチャ)
- 画面でのIA(グラフィックデザイン)
インフォメーションアーキテクトとは
情報アーキテクチャを設計する人のこと。
Web情報アーキテクチャの大切なポイント3つ
- ユーザーを知る
- 情報自体の整理を行う
- ユーザーの体験をデザインする
ユーザーを知る
- 年代や職業、好きなものなどのユーザー背景
- 使用するシチュエーション
- なにを知りたいか
利用状況やニーズを知ることが大切。
既存サイトがあればログを解析し、ルートなどから求めているものを分析する
マーケット分析でのユーザー予測
ユーザー調査…具体的には何を?
ペルソナ
情報自体の整理を行う
扱われる情報の分類を整理し、情報同士の関係や連携するべき情報を明示化することが大切。
新規情報の確認
既存情報のとりまとめ
情報の関係性
LACTH法
ロケーション
アルファベット
カテゴリー
タイム
ヒエラルキー
Location:位置による組織化
地理的な情報や、物理的な概念を基にまとめる方法で、代表的なものは、地図や案内 図、見取り図など。
Aiphabet:アルファベットによる組織化
文字通り、アルファベット順に整理したことを言います。辞書や電話帳、などリスト 上にする時に便利な方法。
Time:時間による組織化
時間軸によって整理する方法。主に、カレンダーや年表、テレビ欄など。
Category:分野による組織化
情報をジャンルやカテゴリー毎にわけて整理する方法です。これは何を基準に分野化 するというのが最も重要。
Hierarchy:階層、または連続体による組織化
大きさや値段、優先度などによって整理を行なう手法です。価格などを整理した場合 に円グラフや折れ線グラフなどにまとめるなど。
ユーザー体験をデザインする
ユーザーが繰り返し使うことで、どんな「体験」や「価値」が提供できるのかを考えることも大切。
Webサイト以外での接点も考えていく。
ユーザーシナリオ
ストーリーボード
UXフロー
人間中心設計(HCD)の考え方を活用する
HumanCenterDesign
【図】
目標を達成するまで繰り返しプロセスを行う。
プロジェクト体制の例
戦略→設計→ビジュアルデザイン
このあと具体的な事例紹介やワークショップなどなどもあったのですが、残念ながら途中退出。
しかしこれだけでもよい機会でした。
コンセントの皆さん、アレンジしてくださったコーディングデザイン森さん、どうもありがとうございました~!
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